【眠れない夜を越えて】
夜中に目が覚める
昨日も
一昨日も
その前もずっと
寒さのせいか歳のせいかストレスか
考えを巡らせる
起きたとき共通しているのは
冷たさを感じると言うこと
布団は大げさなくらいかけている
そして今も
この文章を布団の中で書いている
こうしていると
背中が冷たい
そうだ
夏用の冷却マットをずっと使っている
そういう事かと理解する
このマットをはずせば
眠れない夜はやってこない
人は生存本能ゆえ
快適な環境を求める続ける
際限無く
際限のないものを追い続けて
果たして
意味があるのか
結局
終わりのないゴールに向かって走り続けるのなら
今日も僕は
眠れない夜を越えていく